ビタミンCは女性の味方|毎月の快適生活へ

栄養の話

女性の悩みの1つである「貧血」。実はここにもビタミンCが関わってくることをご存じですか?美容のイメージのあるビタミンCですが、その働きはほんの一部です。今回は女性が積極的に摂りたいビタミンCについて、違う角度からお伝えします。

以前は鉄剤とビタミンCのセット処方をしていた

「貧血といえば鉄分不足」。

女性は毎月の生理などの影響で貧血気味の人も少なくありませんから、ご存じの方も多いでしょう。血液の成分である赤血球の材料の1つが鉄です。だから貧血気味の人は病院で鉄剤が処方されるのですが、セットでビタミンCも処方されていました。

鉄にもいろんな種類があり、水には溶けにくい形をしているものもあります。例えば、肉や魚に含まれるのはヘム鉄という吸収されやすい鉄分ですが、野菜や海藻には非ヘム鉄という吸収されにくい鉄分が含まれます。吸収されにくいからあきらめるのではなく、ビタミンCの抗酸化作用を活用することで、非ヘム鉄が吸収されやすくなることが分かっています。

これを意識して、薬の鉄剤が処方されるときも、ビタミンCを含むビタミン剤がセットで処方されていました。しかし最近では、鉄剤単体で処方されることも増えてきています。

ビタミンCが鉄剤とセット処方されなくなった理由

そもそもで、ビタミンCは貧血に対して処方していいよという許可はおりていません。しいて言うなら「ビタミンCの需要が増大したが、食事からの摂取が不十分な際の補給(シナール配合錠より)」でしょう。ビタミンCをセットで摂ることで胃が気持ち悪いという副作用対策にもなります。

しかし、最近はセット処方を見かけなくなりました。

  • 薬によってはクエン酸が含まれており、追加でビタミンCを必要としない
  • ゆっくり溶けて吸収されるタイプの鉄剤も、単体でも副作用が起こりにくい

こういうことがわかってきたためと言われています。

食べものなら鉄分もビタミンCもセットで摂れる!

しぃ先生は、どちらかというと「バランスよく食べようぜ♪」派です 笑

薬やサプリメントは加工品なので、摂取できる栄養も偏っています。でも食材であれば、さまざまな栄養素が含まれるので、吸収率が高まったりまんべんなく栄養がとれたりといいこと尽くしです。

でもそれでも食事をとらずで栄養が足りなかったり、そもそも食材に含まれる栄養が減ってしまったりしている現代では、薬やサプリメントもうまくとり入れたらいいのではないかと思っています。

貧血対策は毎日継続することが大切です。だから鉄とビタミンCを無理なく毎日でもとり入れるなら、写真のようなほうれん草や小松菜がおすすめです。スムージーに小松菜を入れるのは定番ですよね。ほかにもサラダほうれん草など、生で食べられるのが一番です。生が苦手な方は、さっと茹でておひたしにしてもいいでしょう。鰹節をかけることで、動物性たんぱく質が鉄分の吸収サポートをしてくれます。

手軽な方法を続けて来月の準備をしよう

しぃ先生は「生理は前の月の通信簿」という話を聞いて、確かに!と感じています。今の自分は半年前に食べたものでできているとも言いますが、半年前、どんなことを意識して食事していましたか?続けることは大変ですが、特別な理由がない限り、食事を抜き続ける人はいません。スキンケアと同じで、毎日の食事の積み重ねが将来の自分を作ります。

だからこそ、手のこった料理じゃなくていい。手軽に作れる美味しいレシピを見つけて貧血対策を実践してみてくださいね。